【センバツ1日目みどころ】スカウト注目!八戸学院光星エース・洗平vs.関東一主砲・高橋!
第96回選抜高校野球大会(センバツ)が18日に開幕する。第1日から好カードが目白押し。その見どころを紹介する。 【トーナメント表】センバツ大会 組み合わせ ① 八戸学院光星(青森)-関東一(東京) 「投」の八戸学院光星と、「打」の関東一の対決が一番の見どころとなる。八戸学院光星の投手陣は、洗平 比呂投手(3年)と岡本 琉奨投手(3年)の両左腕が軸。147キロの洗平、148キロの岡本は、ともに昨年秋の公式戦では奪三振数がイニング数を上回っている。三振が取れる左腕に加え、左のスリークォーターの森田 智晴投手(3年)もいる。左3枚が八戸学院光星の生命線ともいえる。 対する関東一は昨年秋の公式戦でチーム打率.386をマークした打撃のチーム。その中心にいるのが、髙橋 徹平内野手(3年)で高校通算44本塁打を誇る。どっしりとした構えと高校生離れした体格を武器とした長距離砲が、八戸学院光星左腕をどう攻略するのか。1番に座る飛田 優悟外野手(3年)は昨年秋の公式戦で42打数21安打、打率.500。俊足の持ち主でもある左打者の出塁もカギになりそう。初回の攻撃次第では、思わぬ大差もつくかもしれない。 プロのスカウトも注目する洗平と髙橋の対決は今大会ハイライトのひとつでもある。開幕戦から激しい火花が散る。 ② 田辺(和歌山)-星稜(石川) 優勝候補にも挙げられる星稜の初戦。明治神宮大会優勝投手でもある左腕の佐宗 翼投手(3年)が秋からの成長を見せられるか。田辺の右腕エース・寺西 邦右投手(3年)が智辯和歌山、市立和歌山を抑えた実力を発揮すれば、21世紀枠校の勝機も見えてくる。 ③近江(滋賀)-熊本国府(熊本) 両チームの投手の奮闘に期待。近江の西山 恒誠投手(3年)と熊本国府の坂井 理人投手(3年)は、ともにチームを支えてきた存在。両投手の立ち上がりが勝敗のカギを握るかもしれない。