カープの若手ホープは? 広島、来季のブレイク候補(4)彗星の如く現れた若手ホープも
今季は夏場まで好調を維持したが、9月の歴史的大失速で無念の4位に終わった広島東洋カープ。新井貴浩監督が就任3年目を迎える来季は、この悔しさを晴らしたいところだ。その一方で、来季にブレイクが期待される選手も少なくない。ここでは、来季のブレイク候補となる広島の選手を紹介する。
佐藤啓介
投打:右投左打 身長/体重:182cm/95kg 生年月日:2001年5月24日 経歴:中京大中京高 - 静岡大 ドラフト:2023年育成選手ドラフト2位 プロ1年目ながらも、支配下契約を勝ち取った佐藤啓介。今後が楽しみな若手ホープだ。 静岡大から、2023年育成選手ドラフト2位で広島東洋カープに入団。走攻守の揃った内野手として、NPB入りを果たした。 プロ1年目の今季は、3・4月のファーム戦で17試合連続安打を記録するなど安打を量産。その後も打率.350以上を維持し、6月7日に支配下契約を果たした。 同9日に一軍昇格すると、同日のロッテ戦でプロ初出場。同11日の西武戦では、今井達也からプロ初安打を放った。 今季、一軍では7試合の出場で打率.133(15打数2安打)。それでも、ファームでは94試合の出場で打率.288、4本塁打、33打点、11盗塁をマークし、優秀選手賞を受賞した。 一軍定着のため、今後は長打力も上げていきたいところ。チームは得点力が課題となっているだけに、来季もバットでアピールしていきたい。
ベースボールチャンネル編集部