ウクライナがロシア領内爆撃 石油施設などをドローン攻撃
モスクワ、ロシア、8月5日 (AP) ― ロシア南部ロストフ州カメンスキー地区の石油貯蔵施設が8月3日未明、ウクライナ軍のドローン攻撃を受けて炎上した。 ロシア国防相は同日、ロシア国内で広範囲にわたり複数の標的が、ウクライナ軍の大規模ドローン攻撃を受けたと発表した。 同国防省は声明で、ベルゴロド、クラスノダール、クルスク、オリョール、ロストフ、ボロネジ、リャザン地方などの上空で、ロシア軍の防空システムが合計75機のドローンを「迎撃し、破壊した」と述べた。 ロストフ州では55機の攻撃を受けたが、そのうち36機を撃墜したと同州知事がオンラインで明らかにした。 一方、ウクライナ参謀本部はフェイスブックへの投稿で、ウクライナ軍はロストフ州モロゾフスクの飛行場を攻撃、誘導滑空爆弾が弾薬庫を直撃、さらにベルゴロド、クルスク、ロストフの各州で燃料所蔵施設を爆撃したと述べた。 (日本語翻訳・編集 アフロ)