藍染惣右介役の速水奨さんは「20周年、おめでとうございます。そうか、もうそんなにたつのですね。一護との壮絶な闘いが、つい先日のように思われます。藍染は、何とも歩み寄ることなく、孤高の強者として存在する。かなりの難易度とプレッシャーに立ち向かった日々は、充実していました。もちろん、これからも藍染として、正しく演じていく所存です。引き続き、BLEACHをお楽しみくださいね」と語っている。

　銀城空吾役の東地宏樹さんは「どうも、銀城空吾役の東地宏樹です。当時、大人気の『BLEACH』に自分が出られることになり、とてもうれしかったことを思い出します。銀城を演じる上では、ひょうひょうとした中に残忍さを持っているので、緩急を意識したのを覚えています。力と力のぶつかり合いの一護との戦闘シーン。血管切れそうになりながら、スタジオで汗ばんだのも懐かしい思い出ですね。とても魅力的なキャラクターでまた演じられること、とてもうれしく、皆様に喜んでもらえるよう頑張りますので、お楽しみに！」とコメント。

　ユーハバッハ役の菅生隆之さんは「20年間、斬月で参加させていただきました。当時、アニメの収録に慣れなかった私は、何かと一護役の森田成一君を頼りに、斬月を演じてきたものです。そしてユーハバッハ。キャラクターは近いですが、その存在の大きさに、ますますやりがいを感じています。私の周りにも『BLEACH』ファンは多く、自作のユーハバッハのイラストを送ってくれる方もいて、作品の力に驚いています。ありがとうみなさん！　これからも『BLEACH』を一層応援してください！！」と呼びかけている。

「BLEACH」は、死神の力を身につけた黒崎一護が仲間と共に虚（ホロウ）と呼ばれる悪霊と戦い、異世界を股にかけた冒険を繰り広げる姿を描いたマンガ。2001～16年に「週刊少年ジャンプ」で連載され、同誌の看板作品の一つとして人気を集めた。

　2004～12年にテレビアニメが放送され、4度にわたって劇場版アニメが公開されたほか、福士蒼汰さんの主演の実写映画が2018年に公開された。最終章が原作の「千年血戦篇」が分割4クールで放送され、第1クールが2022年10～12月、第2クールが2023年7～9月に放送された。第3クール「BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-」が、10月5日午後11時からテレビ東京ほかで順次放送される。