青森、岩手で震度5弱 M6.0、津波なし
2日午前4時24分ごろ、青森県と岩手県で震度5弱の地震があった。気象庁によると、震源地は岩手県沿岸北部で、震源の深さは約71キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6.0と推定される。津波はなかった。 気象庁は「揺れの強かった地域では1週間ほど、最大震度5弱程度の地震に注意してほしい」と呼びかけた。 青森県八戸市の消防によると、市内の70代女性がベッドから落ち、左手首を負傷して病院に搬送された。意識はある。岩手県によると、県内にけが人の情報はない。 東北電力と日本原燃によると、宮城県の女川原発と青森県東通村の東通原発、青森県六ケ所村の核燃料サイクル施設に異常は確認されていない。 JR東日本によると、東北・上越・北陸新幹線は始発から通常通り運転した。 建物の高層階をゆっくりと揺らす長周期地震動の階級2を岩手県沿岸北部で観測した。 総務省消防庁の全国瞬時警報システム(Jアラート)が予想最大震度5弱の緊急地震速報を出した。