元横綱・北の富士さん、死去にSNSで悲しみの声あふれる「二度とこういう人物は出てこない」「これで相撲の語り部いなくなった」
第52代横綱北の富士の竹沢勝昭(たけざわ・かつあき)さん(北海道旭川市出身)が、12日午前に治療のため入院していた東京都内の病院で死去した。82歳だった。葬儀は故人の遺志により、20日までに近親者のみで執り行われた。12月にお別れの会が開かれる予定となっている。 ◆北の富士、5度目の賜杯や大鵬との名勝負【写真複数】 ご意見番として歯に衣(きぬ)着せぬもの言いは相撲への愛があふれ、時には厳しく、時には自身の起こした過去の不祥事も笑い話にしてファンを楽しませてくれた。 SNSでは「これで相撲の語り部はいなくなった」「相撲の面白さを伝えてくれた、相撲界のすべてを見てきたような方が旅立ってしまったのは寂しい」「北の富士さん解説面白かったのになぁ…。向こうでもお洒落でいて下さい」「あの独特の語り口調で、今の角界を語ってほしかった。多少暴言まじっても、いいからさ」「もう一度、大相撲中継であなたの言いたい放題な解説を解説を聞きたかった。相撲界に二度とこういう人物は出てこないと思う」
中日スポーツ