古川雄大主演のNHKドラマ「コトコト」のチーフプロデューサーが制作の苦悩を語る
俳優で歌手の古川雄大(36)が主演するNHKのドラマ「コトコト~おいしい心と出会う旅~」の「富山編」と「新潟編」がBS放送に続いて、来年1月6日から2週にわたって総合テレビで放送される。 古川扮するバイヤーの結稀宏人が、日本全国を巡って物産展に出す商品を探していく内容。富山編にはタレントの柴田理恵(65)、新潟編には歌手の小林幸子(70)が出演した。 番組を担当する堀内裕介チーフプロデューサーによると「企画段階で日本海側から始めようということになった」ことから富山編、新潟編が決まった。ところが「当初は3月からの撮影を予定していたのですが、能登半島の震災で予定が立たなくなってしまった」と言う。局内では制作断念の声もあったそうだが「新湊漁港の人からドラマ化され放送されることが励みになると言われたのです。地元の人たちの熱意と協力で制作することができました」。 このドラマを12月上旬にBSで放送したところ、全国から大きな反響が寄せられたことから総合テレビで15分枠のドラマとして、4夜連続放送。富山編は1月6日から9日、新潟編が1月13日から16日で、いずれも22時45分からスタートする。 さらに、「視聴者から人情グルメ番組として都道府県を回ってほしい」と寄せられたことから、第3弾として「群馬編」の制作も決定した。「関東近郊でやりたいと思っていました。そう言った中で、旅と言ったら温泉ということで群馬の伊香保温泉になりました」(堀内CP)。引き続き古川が百貨店のバイヤーとして登場し、伊香保温泉が舞台となる。群馬県出身のタレントの井森美幸(56)らが出演する。
東スポWEB