エマ・ワトソン、『ハリー・ポッター』シリーズで共演したマギー・スミスを追悼
映画『ハリー・ポッター』シリーズのマクゴナガル先生で知られるマギー・スミス。現地時間9月27日(金)に亡くなったことを家族が公表した。89歳だった。 【写真】『ハリー・ポッター』で振り返る、エマ・ワトソンの成長クロニクル
この訃報を受けて『ハリー・ポッター』シリーズで長年共演したエマ・ワトソンがメッセージを発表した。エマはインスタグラムのストーリーに撮影現場でマギーと向き合う写真を投稿すると「私が幸運にも同じ空間にいることができたこの女性がレジェンドであることを幼い頃の私は知りませんでした。大人になって初めて、真の偉大さを定義するような人物とスクリーンで共演したことに私は感謝するようになりました」とコメントした。「彼女は現実的で正直で面白くて、自分を尊重していました。あの場にはたくさんの男性教授がいたけれど、マギー、あなたは自分らしさを保っていました。親切にしてくれてありがとう。あなたがいないと寂しくなります」。
ハリー役のダニエル・ラドクリフは声明を発表。「マギー・スミスに初めて会ったのは9歳のとき、私の初めての仕事だった『デヴィッド・コッパーフィールド』の読み合わせのときでした。私が彼女と一緒に仕事をするという事実に両親が驚いていたこと以外、彼女についてはほとんど何も知りませんでした」と『ハリー・ポッター』シリーズに出る前のことを振り返った。「彼女について私が知っていたもう1つのことは、彼女がデイムであることでした。だから私は彼女に最初に会ったとき『デイムとお呼びしましょうか?』と言いました。すると彼女は笑って『バカなことを言わないの!』というような答えを返してくれました。彼女に会って緊張していたこと、彼女がすぐにその緊張を和らげてくれたのを覚えています。その撮影で彼女は信じられないほど親切にしてくれたし、幸運なことにその後『ハリー・ポッター』で10年間、彼女と仕事をすることができました」。
「彼女は激しい知性と鋭い弁舌を持ち、一瞬にして人を威圧すると同時に魅了することができました。彼女と一緒に仕事ができたこと、撮影現場で彼女のそばで過ごせたことをいつも驚くほど幸運なことだと思っています。レジェンドという言葉は使い古されているけれど、この業界の誰かに使うとするならばそれは彼女に当てはまります。ありがとう、マギー」。
ロン役のルパート・グリントはマギーとのダンスシーンをインスタグラムに投稿。「マギーのことを聞いて胸が張り裂けそうです。彼女はいつも特別で、陽気で優しい人でした。撮影現場で彼女と過ごせたこと、特に一緒に踊れたことは信じられないほど幸運でした。あなたがいないと寂しくなります」。ルパートはインスタグラムのアイコンもマギーとの2ショットに変更、彼女との思い出を偲んでいる。