ソロアリーナツアーの初日を迎えた三代目J　Soul　Brothersの今市隆二

　三代目J　Soul　Brothersのボーカル今市隆二（37）が29日、静岡県袋井市のエコパアリーナでソロアリーナツアーの初日公演を開いた。ソロ活動6年目で初となる海外ライブを、10月6日に台湾で開催することを発表した。 　アンコール後に会場に流れた映像で、台湾公演がサプライズで告知された。ライブは台北の「Zepp　New　Taipei」で開催。地鳴りのようなファンの大歓声に、今市は「台北で今年のソロ活動を締めくくりたい」と力強く答えた。 　3月に同地でファンミーティングを実施した。今回は現地ファンが待ち望んだライブ。今市は「これをきっかけにアジア、世界へと自分の音楽を届けられたら」と気合十分で「いずれはグループで海外公演も実現させたい」と三代目としての世界進出も夢見た。所属事務所の現地法人「LDH台湾」の社長を務める先輩のEXILE　AKIRA（42）も喜んでいるといい、今市は「当日来てもらえるようラブコールを送ります！」と声を弾ませた。 　ライブは最新アルバム「R」の世界観を表現。リード曲「RED」のイントロとともに火柱が上がり、真っ赤なマントを羽織り玉座に座った今市が姿を現した。サイリウムで真っ赤に染まる観客を「燃え尽きる準備はできてるか！」とあおり、収録曲「REALLY　LOVE」など全19曲を披露した。 　38歳の誕生日の9月2日に、ソロ初となる日本武道館公演を行うことも発表した。同所のステージは2012年にグループで立って以来、12年ぶり。「武道館で歌う矢沢永吉さんなどを見てきた。ソロシンガーにとって聖地なので、念願の夢がかないました」と充実の笑顔を見せた。