原発警備会社ビルで放火か、東京 刃物所持疑い、元従業員を逮捕
29日午前10時20分ごろ、東京都港区虎ノ門2丁目の原発セキュリティー会社「日本原子力防護システム」が入るビルで「男がガソリンをまいて火を付けた」と110番があった。警視庁によると、15階にいた男が刃物を所持しており、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕した。男は自称静岡県藤枝市に住む20代の同社元従業員で「火を付けた」と話している。灯油がまかれたとみられる。 男は刃物やナイフを所持していた。けが人はいなかった。同社がある15階のエレベーターホール付近のカーペットに焼けた跡があり、関係者が直後に消火したとみられる。現場付近からポリタンクが見つかり、警視庁が状況を調べている。