準優日はイン受難、予選未勝利の桑島和宏が優勝戦の1枠へ/ボートレース平和島
ボートレース平和島の18日は「第21回サントリーカップ」の4日目。今節は5日間開催ということで、4日目は準優日。ベスト12強は11R、12Rでガチンコ対決。勝ち上がり条件の3着以内を目指し、激しい攻防が繰り広げられた。 インの単勝率が低い今節だが、4日目はイン受難の傾向が更に強く、準優までの1R~10Rで逃げが決まったのは河野大が1枠だった9Rのみ。10Rでは人気を独り占めした濱野谷憲吾も1枠戦で敗れ、波乱ムードが充満したまま準優に突入。 前付けがあり進入争いも激烈だった11Rでは、はたしてインの牙城は崩れ、高田明が2コース差しを決めて1着。1枠だった佐藤博亮は何とか2着を確保し6強入りをかなえた。 12Rではシリーズリーダーの作間章が1枠。4日目の作間は前半3Rでも大外からまくり差しを決め、準優前まで計6戦で5勝。そんな作間ですらイン受難の流れを打ち破ることができず、肝心の一戦ではスリットで後手を踏み、桑島和宏のまくり差しを許して2着惜敗。桑島は予選未勝利という立場で優勝戦の1枠をゲット。 異例ずくめというシリーズは波乱の匂いを漂わせたまま、最終日を迎えることになった。
マクール