ゴルチエ、クチュールのゲストデザイナーにルドヴィック・デ・サン・サーナンを招へい
「ルドヴィック デ サン サーナン(LUDOVIC DE SAINT SERNIN)」を率いるルドヴィック・デ・サン・サーナンは、ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)のゲストデザイナーとして、来年1月に2025年春夏オートクチュール・コレクションを披露する。 【画像】ゴルチエ、クチュールのゲストデザイナーにルドヴィック・デ・サン・サーナンを招へい
デ・サン・サーナンは、ベルギー・ブリュッセルで生まれ、フランス・パリで育った。デュペレ応用美術学校(l’ESAA Duperre)を卒業後、「バルマン(BALMAIN)」などでキャリアを積み、17年に自身の名を冠したブランドを設立。18年には「LVMHプライズ」のファイナリストにも選出された。編み上げディテールを施したブリーフやパンツ、シアー素材やカットアウトを駆使したアイテムなど、官能的でジェンダーフリュイドなクリエイションを持ち味としている。22年12月に「アン ドゥムルメステール(ANN DEMEULEMEESTER)」のクリエイティブ・ディレクターに就任し、23-24年秋冬パリ・ファッション・ウイークでデビューコレクションを披露したものの、わずか1シーズンで退任した。
これまでのゲストデザイナーは?
ゴルチエは20年1月に、20年春夏オートクチュール・コレクションのショーが「私の最後のものとなる」と発表。同年3月、今後はゲストデザイナーを招いてオートクチュールを披露することを明らかにし、その第1弾として「サカイ(SACAI)」の阿部千登勢デザイナーを抜擢した。22年1月には、第2弾として「ディーゼル(DIESEL)」および「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」(当時。24年9月に退任)のクリエイティブ・ディレクター、グレン・マーティンス(Glenn Martens)を迎えた。その後も、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)「バルマン」クリエイティブ・ディレクター、ハイダー・アッカーマン(Haider Ackermann)、ジュリアン・ドッセーナ(Julien Dossena)「ラバンヌ(RABANNE)」クリエイティブ・ディレクター、シモーン・ロシャ(Simone Rocha)「シモーン ロシャ(SIMONE ROCHA)」創業デザイナー、ニコラス・ディ・フェリーチェ(Nicolas Di Felice)「クレージュ(COURREGES)」クリエイティブ・ディレクターを招へいし、今回で8人目となる。