審査員の前で発表する中学生=岡山県津山市で

　第37回「中学生英語暗唱大会」（同実行委主催）が、岡山県津山市大田のリージョンセンターで開かれ、津山、美作市、奈義町の中学校計7校から31組が出場し、スピーチ能力を競った。 【写真】杯を手にする被表彰者＝実行委提供

　英語に親しみながら語学力をあげてもらおうと1984年から続く恒例の大会。個人もくしはペアで参加した計38人は保護者や教員らが見守る中、覚えてきた教科書の文章や自身で作成した英文などを、手振りなどを交えて表現豊かに語り、発表が終わると会場からは大きな拍手が送られた。

　スピーチは審査員の美作大学の桐生和幸教授ら4人が発音や表現力などを見て評価。その結果、最優秀賞には邦題「スティーブ・ジョブズからの卒業の贈り物」を発表した津山中学校2年・廣瀨恒平君と邦題「母の子守唄」を発表した津山東1年の杉本和花さんが選ばれた。

　最優秀賞以外の入賞は次のとおり（敬称略、カッコ内は学校名、学年）。

　【エンターテイナー賞】有本倖羽・加賀晴子・古田愛唯（英田2）

　【優秀賞】佐竹柚芽、保田純（以上、津山1）、妹尾心、野村藍・村上優衣、美納空彩、窪木新司、平内心遥（以上津山2）、小坂智子（津山3）、岡部小春・國富杏香（奈義2）、小阪慶子（奈義3）、皆木みち瑠（北陵2）、大寺来実（美作3）、春藤綾太（津山東1）、國米優作（久米3）