那須川天心はNGなし「全裸でもやります」 お笑い芸人をリスペクト「空間や間は通ずる」
好きな女性は「自分の世界を持っている人」
WBOアジアパシフィックバンタム級王者の那須川天心が6日、都内で行われたスカルプD「いい頭皮の日」制定記念発表会に、お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の肥後克広、寺門ジモンとともに出席。発表会後は囲み取材に応じ、お笑いへの関心の高さ、自身の考え方について話した。 【写真】発表会に出席した那須川天心とダチョウ倶楽部の3ショット 那須川は、10月14日に試合をしたばかりだが「身体は全然大丈夫です。もっと(イベントに)出たいです」と笑顔を見せた。14日の試合で負った左目上の傷については「しっかり閉じた。痕は残っちゃうかな。縫ってないです。縫わなくていいって言われて」と話し、練習は「もうやってます。ジムに行ってます」と明かした。 那須川が所属する帝拳ジムの会長・本田明彦氏によると、2025年秋に世界王者に初挑戦させるという。これについて那須川は「率直にうれしい。認めてもらっている」と喜び、「あと2、3戦でしっかり結果を出さないといけない。もし、いい結果がでなければ(世界挑戦は)ないと思うので、常に見られている、試されてるという緊張感を持ちながらやっていきたい。今はボクシングにしっかり集中して、来年中に世界のベルトを取るところを皆さんにしっかり見せたい」と意欲を見せた。
ダチョウ倶楽部を前にボケも
10月24日には、WBO世界バンタム級王者の武居由樹が、次戦の世界タイトルマッチ開催発表記者会見に出席し、那須川との試合に前向きなコメントを残していた。それについて問われると「もともと時間かけてやるよと言っていた。早くやったほうが武井選手の経験値があると思いますが。とはいえ必ずやりますので待っていてくださいっていう。お互いが勝ったら必ずやります。やるって決まったら僕の口からもしっかり話すので、そこはあまり急がなくてもいいんじゃないかなって」と答えた。 この日の発表会では、お笑いに前向きな姿勢を見せる場面も。那須川は「ベースがお笑いなので。格闘技以外はふざけているので、リスペクトしている芸人さんは多いですし、空間や間はお笑いに通ずる。学ばせてもらっています」と口にし、好きな芸人については「粗品とはずっと仲良くさせてもらっています」とコメントした。 ダチョウ倶楽部は何番目かという質問には、両手を広げ「この指に入っていない……」とボケると、肥後から「粗品の次でいいんだよ!」とツッコまれていた。また、ダチョウ倶楽部の1番好きなギャグは「学校で『いい加減にしろ!』と言ってジャンプするのは、めちゃくちゃはやりました。中学くらいからずっとはやっていた」とのこと。発表会では、肥後からの頭皮マッサージにより泡だらけになった那須川だが「NGはない」という。「やれと言われれば全裸でもやりますから」と言い、報道陣を驚かせた。 また、25日の誕生日で62歳を迎える寺門を祝福。寺門は、肥後から誕生日プレゼントを「もらったことがない」そうで、これについて肥後は「何をプレゼントしたらいいのかっていう。スニーカー、食事、ファッションも全部持っているから」と説明し、「持っていないのは嫁さんだけ」とイジった。そこで「出会いをあげる」と提案した肥後。 この話題から、タイプの女性についてトークが始まり、那須川も振られると「自分の世界を持っている女性がいい」と回答し、「チョウチョウが飛んでいたら必死に走って追いかけて行っちゃうタイプ。何考えているか分からない人。自分の世界がある人が好きですね」と語った。
ENCOUNT編集部