「青と黄色のVポイント」で変わること、変わらないこと さらに競争が激化する「共通ポイント」サービス
そんなTポイントとVポイントが統合することで、会員数8600万人(重複あり)という日本最大規模のポイントサービスが誕生する。加盟店も国内750万店、世界1億店以上と国内外に大きく広がり、ポイントが貯まりやすく、使いやすくなる。 ■新しい「Vポイント」はいったいどうなる? 新しいVポイントのロゴには、Tポイントのイメージカラーの青と黄色を採用。「T」の文字が「V」に変わり、青と黄色のVポイントになった。
CCCグループとSMBCグループは資本・業務提携を実施。SMBCグループが資本参画して、CCC傘下のCCCMKホールディングスの株式をCCCが60%、SMFGと三井住友カードが40%を保有する形で協業する。ポイント事業やマーケティング事業に関しては、CCCMKホールディングスと三井住友カードで業務を担う。 4月22日にはTポイントの名称とロゴがVポイントに変わり、「Tサイト[Tポイント/Tカード]」は「Vポイントサイト」、「Tモール」は「Vポイントモール」など、各種サービス名称が「V」の付く名称に変更になる。
また、「Tポイントアプリ」は「Vポイントアプリ」に。「Vポイントアプリ」は「VポイントPayアプリ」にアップデートする。そして三井住友カードの「Vpassアプリ」や「三井住友銀行アプリ」では、「モバイルTカード」から変更された「モバイルVカード」が表示できるようになる。 Tポイントという名称はなくなってしまうものの、従来のTポイントのサービス内容に変更はなく、これまで通り利用できる。Tポイント加盟店もそのままで、4月22日からはすき家、なか卯、ロッテリアなど、新たな加盟店が加わる。
■新しい「Vポイント」はどう使う? ●貯め方 新しいVポイントは、従来のTポイント加盟店と、世界中のVisaまたはMastercard加盟店でポイントが貯まる。両方の加盟店の場合、ダブルでポイントが貯まるので、ポイントが貯まりやすくなる。VポイントPayアプリや三井住友カードで決済する前に、モバイルVカードのバーコードを忘れずに提示しよう。 バーコードの提示はやや面倒に感じるものの、この動作はいずれアプリでタッチするだけでポイントがもらえ、支払いも完了するワンオペレーションになる予定だ。