【納骨堂閉鎖問題】宗教法人の代表ら3人を書類送検…差し押さえられたあとも「永代供養料」として約200万円だまし取った疑い 北海道札幌市
札幌市で宗教法人が経営破綻し運営する納骨堂が中に遺骨を残したまま突如閉鎖した問題。 経営難を認識しながら永代供養料として札幌市内の男女から現金をだまし取ったとして法人の代表ら3人が6月3日、書類送検されました。 捜査関係者によりますと、詐欺の疑いで書類送検されたのは札幌市東区で納骨堂「御霊堂元町」を運営していた宗教法人「白鳳寺」の代表と当時の副住職ら3人です。 3人は2022年8月、資金不足で納骨堂が差し押さえられ競売にかけられていたにもかかわらず、新規で札幌市内の男女の客2人から「永代供養料」などとして現金計約200万円をだまし取った疑いが持たれています。
納骨堂をめぐっては、事実上経営破綻に陥り内部に遺骨を残したまま突如閉鎖。 納骨堂の土地と建物は札幌市内の不動産会社が落札していました。 利用者へ遺骨を引き取りに来るよう呼びかけられていましたが、支払われている「永代供養料」などをめぐり調整がつかず、現在も一部の遺骨が建物内部に残されたままとなっています。 3人の認否は明らかにされていません。
UHB 北海道文化放送
【関連記事】
- またフェイスブックの「なりすまし広告」で投資詐欺被害…「フジモトヒロシ」を名乗る者から投資をもちかけられた40代男性 720万円だまし取られる 北海道千歳市
- 「暗号資産は黄金期だ」投資家名乗る人物の勧めで40代女性が"1億円"だまし取られる…北海道内でSNSでの投資詐欺で2024年最高額の被害
- 議会での呼び方「君」から「議員」に変更します!"女性議員の進出"願い議長が提案 女性議員約3割の富良野市議会 北海道
- 地下鉄の改札に"タッチ決済"導入へ…2025年春から実証実験 クレジットカードやスマホでピッ! 「観光都市として利便性向上を」札幌市
- 医師の指示守らず "意識もうろう" 運転…小学4年の男子児童をワンボックスカーではねて死亡させた64歳男 過失運転致死罪で起訴…死亡事故の直前に"物損事故"起こしていたことが判明