詐欺疑いで山形の僧侶再逮捕へ 祈祷名目、1千万円被害か
「有名寺院に祈祷させる」とうそをつき、3人から計約八百数十万円をだまし取ったとして、詐欺容疑で逮捕された宗教法人大日院(山形県酒田市)の僧侶宗像法照(本名・真鍋明夫)容疑者(67)について、岩手・山形両県警合同捜査本部は、同じ手口による約1千万円の詐欺容疑で6日にも再逮捕する方針を固めた。捜査関係者への取材で5日分かった。 捜査関係者によると、宗像容疑者は2020年以降、有名寺院から祈祷を受けられるよう装い、祈祷料名目で山形県の女性から約1千万円を詐取した疑いが持たれている。前回の逮捕容疑の被害者と同様、有名寺院に祈祷させた事実はないという。