MAZDA CX-80（欧州仕様）。写真＝マツダ

マツダから最上級の3列シートSUVが登場だ。新型「CX-80」は、欧州で5月に予約受注を開始し、今年の秋に発売を予定。さらに、日本への導入も予定しているらしいぞ！ 【写真たっぷり】新型CX-80の内外装&カラバリまで、詳細写真はこちら！（全27枚）

マツダの最上級SUV、3列シートのCX-80が登場！

マツダの欧州法人「マツダ モーター ヨーロッパ」は現地時間の4月18日、新型クロスオーバーSUVの「マツダ CX-80」を欧州で初公開した。現地での予約受注は5月からで、発売は今秋を予定している。 CX-80は、マツダのラージ商品群の第4弾となるミッドサイズクロスオーバーSUVで、同社が欧州市場に初めて導入する3列シートのSUVとなるとともに、商品としては最新・最上級のモデルという位置付けだ。

欧州仕様はPHEVとマイルドハイブリッドの2種？

開発で目指したのは「優雅で心豊かなドライビングSUV」で、デザインコンセプトは「Graceful Toughness」。SUVとしての力強さとともに、優雅な存在感の表現に注力したという。キャビンは空間の豊かさと優美さを両立した作り込みで、ゆとりを感じさせるデザイン。2列目は座席間にコンソールがあるセパレートタイプのキャプテンシートと、同じシートでコンソールのないウォークスルーが可能な仕様、3人がけのベンチシートの3種類を設定した。 また、荷室は3列目を使っていてもゴルフバッグやベビーカーが積み込める空間をキープし、2～3列目を折りたためば家族旅行や仲間とのアクティビティに必要な荷物が搭載できるサイズを確保した。 プラットフォームは、すでに日本で販売されているミドルサイズSUV「CX-60」と共通で、FRの駆動方式を採用する。パワートレインは、2.5L直4ガソリンエンジンをベースとしたプラグインハイブリッドの「e-SKYACTIVE PHEV」と、3.3L直6ディーゼルエンジンとM Hybrid Boostを組み合わせたマイルドハイブリッドの「e-SKYACTIV D」の2種類を設定。安全性能では「クルージング＆トラフィック・サポート（CTS）」を欧州向けに初採用した。 CX-8の実質的な後継モデルとして日本でも発売を予定している新型CX-80。国内での仕様や導入時期、価格については発表されておらず、続報が待たれる。