SKY―HI×チェコ人気歌手MIKOLAS 「LALALALALALALALALALA」でコラボ
チェコの国民的歌手MIKOLAS(ミコラス、29)と歌手のSKY―HI(37)が国境を越えたコラボを果たした。ミコラスが2020年にリリースし、日本でもヒットした曲「LALALALALALALALALALA」を2人で再録し、先月25日に発売。国内のストリーミングでの再生回数が20万回を超えるなど広がりを見せている。 【写真あり】SKY―HIのこん身?ギャグは「毎回スベってる」 MAZZELからまさかのクレーム 「Hey!Guys!」。インタビュー取材の開口一番、記者に握手を求めたミコラス。「ゴジラ、ポケモン…日本には多くのコンテンツがあるけれど、やっぱり出会う人がフレンドリー!でも、夜遅くまで飲む文化はクレージー!」と日本の印象を明かした。 チェコといえば野球での交流が記憶に新しい。昨年のWBCで対戦し、ロッテの佐々木朗希投手がチェコの選手に死球を与えた。その後、佐々木が大量の菓子を持参して宿舎を訪れて謝罪し、選手と親交を深める姿が話題を呼んだ。9日にも侍ジャパンとチェコの強化試合が予定され、ミコラスは「両国がスポーツを通じて親密になったように、この曲もチェコと日本のタッグで両国でヒットしたら」と願いを込めた。 2020年発売の「LALA…」は、22年ごろに日本のファンが歌詞を和訳した動画がバズりYouTubeで600万回再生を超えるなど流行した。耳になじみやすいコーラスと失恋を痛快に歌う詞が要因。その流行をラジオで紹介したのがSKY―HIで、コラボが実現した。 SKY―HIはラップで参加。「スーパーキャッチーな曲なのに、使用してる楽器や声の積み方が複雑。音楽の常識を良い意味で裏切ってくれる」と魅力を解説。「2人で英語の発音一つ一つにまでこだわり尽くしました」と力を込めた。ミコラスは日本語でのコーラスにも挑戦し「意外と日本語の発音はスムーズにできたね」とドヤ顔を浮かべた。 ミコラスはSKY―HIがプロデュースするBE:FIRSTらが出演したライブも観賞し、刺激を受けた。「スマホを掲げず、アーティストを見つめるファンの姿に驚いた。観客と一緒にタオルを回したり。僕もやってみたいね」と2人でのライブにも意欲。SKY―HIも「逆に僕が欧州に行って2人でライブができたら」とさらなる展開に期待を込めた。(吉澤 塁)