「盗撮・痴漢は絶対許さない」被害防止キャンペーン 防犯アプリやブザーの活用も
南日本放送
鹿児島県内では今年、痴漢や盗撮の被害が100件以上報告されています。被害を防ごうと、啓発キャンペーンが鹿児島市で行われました。 県内では、今年8月までに痴漢や盗撮の被害が107件確認されています。16日は、今月20日までの全国地域安全運動の実施にあわせ、警察やボランティアなどが防犯アプリなどを紹介するチラシの入ったエコバックを配りました。 (高校生)「怖い思いはないかも。(防犯)アプリとか最近おすすめに出てくるので、知っておくべきかなと思った」 (20代女性)「素直になくなってほしい。怖い」 盗撮や痴漢の被害にあっても通報をためらう人が多いことから、県警は「犯人を検挙することで被害防止につながるため、ひとりで悩まず相談してほしい」としています。 (鹿児島西警察署 松元直樹生活安全課長)「盗撮・痴漢は許さないという機運を高めていきたい」 県警は、被害にあった人だけでなく、目撃した周りの人も警察や駅員に知らせてほしいと呼びかけています。
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