村井國夫「無理して買った」 初の愛車は『日産 フェアレディZ』 車は仕事に必須のステータス
俳優の村井國夫さん(79)が、歴代の愛車と共にこれまでの芸能人生を振り返りました。 【画像】地井武男さんを悼んだ村井國夫さん 俳優人生50年以上のキャリアを誇る村井さんは、高校を卒業後、俳優座養成所に所属し、1966年の当時21歳の時に『大忍術映画 ワタリ』でデビュー。人気ドラマ『北の国から』などに出演しながら、約13年にわたってミュージカル『レ・ミゼラブル』のジャベール役を演じ続けました。さらに、ハリウッド俳優の日本語吹き替えを務めるなど、様々な分野で活躍しています。
■見えを張った初愛車『日産 フェアレディZ』
村井さんの初めての愛車は、『日産 フェアレディZ』。1969年に日産のブランド・ダットサン『フェアレディ』の後継モデルとして開発されデビューしました。1974年には、後部にも座席を設けた“2/2”シリーズがラインアップに追加され、全長を310ミリ延長し、実用性が高まった本格的な高性能量産スポーツカーが、日本はもとより北米市場でも高い評価を得て、大ヒットモデルとなりました。 1975年に5つ年下の俳優・音無美紀子さんと結婚した村井さんは、その後、33歳で自動車免許を取得。初の愛車にスポーツカーを選んだ理由について、「一応、俳優ですから見えを張って。日本車では一番格好いいと思って、ちょっと無理して買いました。当時は、こういう車がなくて、画期的でした」と、ステータスとして買ったといいます。 しかし、初の愛車は1年で手放すことに。「免許取り立てで、(運転が)下手だった。車の先端が長く、距離感が分からなくて、よくぶつけた」と、苦い思い出を明かしました。愛車の『フェアレディZ』は、20代の時から免許を持っていた妻・音無さんも、ハンドルを握ることがあったそうです。 そんな音無さんとの、なれ初めについて、村井さんは「僕が26歳の時に知り合った。だけど、彼女はもっと前から(村井さんが出演する舞台を)見に来ていたんですって。心ひそかに、“ああ、ステキだな”と思ってくれていた。(妻が)21歳の時に共演したんですよ」と、頬を緩めながら明かしました。