iPadでGoogleの生成AI「Gemini」(旧Bard)を使うとYouTube検索が捗るかも?|iPad Hacks
■Geminiならではの便利な使い方
Geminiでは、一般的な生成AIツールとしての使い方ができるほか、YouTubeやGoogleマップなどのGoogleサービスと連動する拡張機能が用意されており、これらがデフォルトで有効になっています。こうした拡張機能を活かせるのがGeminiの大きなメリットと言えるでしょう。 例えば、「アジの捌き方の動画を探して」と指示すると、該当するYouTubeのURL(とプレビュー)を検索して表示してくれます。そして、表示されたプレビュー等を選択すると、別のタブでYouTubeの動画が再生されるという流れ。 また、Googleマップとの連携もしているため、ルートやスポットの検索についても、まとめて行うことができます。 例えば、「東京駅から新宿に車で移動するルートを教えて。また、途中おすすめのガソリンスタンドを3つピックアップして」のように指示してみると、ルートとガソリンスタンドが紹介されました。 もちろん、内容については、手動で精査する必要があるものの、効率の良い情報収集の方法として覚えておきましょう。 本記事執筆時点(2024年4月)においては、まだiPad向けにGemini単体のアプリが公開されていないなど、やや不自由な部分も残っていますが、やはり各種Googleサービスと連携した拡張機能にはポテンシャルを感じるところ。ぜひ今後の動向にも注目しておきたいですね。 なお、本稿で紹介した使い方の大部分は、PCからブラウザ版にアクセスする場合でも共通しています。まだGeminiを使ったことがない人は、デバイスを問わず、試してみてはいかがでしょうか。
<文/井上 晃>