ソフトバンクG、起債に向け投資家向け会議-ドイツ銀など主幹事
(ブルームバーグ): ソフトバンクグループが米ドル建てとユーロ建てでの起債に向け、25日からアジアと欧州で投資家向け電話会議を実施する。事情に詳しい関係者が明らかにした。
同社はドイツ銀行、バークレイズ、HSBCをジョイント・グローバル・コーディネーターとして起用した。ソフトバンクGに取材を試みたが、現時点で確認はできていない。
同社は日本国内でも資金調達を積極化しており、2024年はこれまでに総額1兆2000億円の社債を発行した。孫正義社長は20日、国内通信子会社の株主総会に出席し、海外を中心に「次の大技を狙う。ダイナミックにやっていく」と、今後の投資戦略について語る場面があった。
同社は25日午前、17年9月発行、24年9月満期の米ドル建て普通社債の残存全てを7月8日付けで期限前償還すると発表した。発行残高は7億6681万ドル(1223億円)。
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Takahiko Hyuga