【卓球】張本智和、伊藤美誠が快勝で3回戦へ。10月1日の日本勢の戦い[チャイナスマッシュ 2024]
[チャイナスマッシュ 2024 9月26日~10月6日:中国・北京] 大会6日目の10月1日には各種目の2回戦が実施。現地時間18時からのセッションで行われた日本勢の試合の結果は下記のとおり。 ●男子シングルス2回戦 張本智和 4、5、8 ベイアリ(エジプト) 高承睿(チャイニーズタイペイ) 6、11、‐5、8 戸上隼輔
●女子シングルス2回戦 伊藤美誠 7、2、5 倪夏蓮(ルクセンブルク) 森さくら ‐10、4、11、‐6、12 ユエン・ジアナン(フランス) ●女子ダブルス2回戦 金娜英(韓国)/長﨑美柚 4、6、12 カウフマン/ヴィンター(ドイツ) ●混合ダブルス2回戦 林詩棟/蒯曼(中国) 10、4、6 松島輝空/張本美和 男子シングルスは張本智和が、前日にイオネスク(ルーマニア)を倒したベイアリ(エジプト)と対戦。ブロックなどの守備で手数が多く、粘り強いベイアリを寄せ付けずに快勝した。
戸上隼輔はパリ五輪の団体戦でストレート勝ちしている高承睿(チャイニーズタイペイ)と再戦。戸上は高承睿の巻き込みサービスからの展開に押され気味で自分の得点パターンをなかなか見つけることができない苦しい展開に。前~中陣での激しいドライブ合戦でも高承睿がわずかに上回り、また勝負所でエッジが入るなどツキも味方をして、戸上に打ち勝った。戸上は明日に篠塚大登との男子ダブルスがあるので、そこでの奮起に期待したい。
女子シングルスは、伊藤美誠が倪夏蓮の粒高プレーをものともせずに一方的な展開で勝利し、3回戦に進んだ。また、森さくらはフォア表のユエン・ジアナン(フランス)に対して、攻めの姿勢を貫いてゲームオールジュースで破り、伊藤と同じく3回戦に駒を進めた。
混合ダブルスは、日本と中国を代表する若手ペアの対戦になり、1ゲーム目は松島輝空/張本美和が10‐8とゲームポイントを握ったが、松島にミスが出てジュースになるとこのゲームを逆転で奪われる。2、3ゲーム目は中国ペアが攻めまくり、日本ペアに逆転の糸口を与えなかった。