いつもより静かな渋谷のハロウィン 「ハチ公」封鎖も…コスプレイヤーは笑顔でポーズ
ハロウィン当日を迎えた10月31日、東京都内の繁華街では今年も街に繰り出すコスプレイヤーらの姿がみられた。ただ渋谷区、新宿区など自治体による混乱防止の要請や措置もあって、例年より静かな雰囲気となった。 【写真】渋谷駅周辺でコスプレを楽しむ人。カメラに向かってポーズをとってくれた JR渋谷駅周辺では混乱を防ぐため、渋谷のシンボル「忠犬ハチ公像」の周囲が封鎖された。また「渋谷は、ハロウィーンをお休みします」と書かれた看板や、路上喫煙・飲酒を禁止する垂れ幕も掲げられた。 スクランブル交差点は外国人観光客らで混雑し、「DJポリス」ら警察官が交差点で立ち止まらないよう誘導していた。 自粛ムードが漂う中でも、ハロウィンの盛り上がりを楽しみに渋谷を訪れる人は少なくない。思い思いの仮装を楽しむコスプレイヤーたちは、カメラのレンズを向けると笑顔でポージング。 文京区から来た高校2年生の服部優成さん(16)は「いろんな人と写真が撮れて楽しいです。去年に引き続き、今年はペイントもつけて本格的に参加してみました。ルールを守った上でコスプレを楽しみたい」と笑顔を見せた。 また、学生服で訪れていた磯田一樹さん(17)は、今年のハロウィンについて「経済効果もあるので、規制しすぎるのはどうかと思う」と話していた。(岩崎叶汰)