1軍での出番はある…?ファームで活躍する主力級(4)2軍では打率.321の捕手だが
交流戦を戦っている2024年シーズンのプロ野球。一軍では好調を維持している選手がいる一方、不調に陥り始めている選手も散見される。主力が不調に陥った時、入れ替えの対象となるのはファームで活躍している選手だろう。ここでは、二軍で活躍中の主力級選手を紹介する。
清水優心
投打:右投右打 身長/体重:185cm/91kg 生年月日:1996年5月22日 経歴:九州国際大付高 ドラフト:2014年ドラフト2位 高卒1年目から10年連続で一軍出場を果たしている清水優心だが、今季は二軍暮らしがメインとなっている 九州国際大付高では、高校通算35本塁打を記録。強肩強打の捕手としてスカウトが注目し、北海道日本ハムファイターズがドラフト2位で指名された。 高卒4年目には、攻守に存在感を発揮。同年は86試合に出場して打率は.215にとどまったが、7本塁打を放つなど、自慢のパンチ力を示した。 翌2019年1月には腰椎椎間板ヘルニア及び嚢腫の手術(PED法)を受けるも、同年は98試合の出場で打率.259、5本塁打、24打点を記録。打率も向上し、確実性を上げた。 しかし、2022年オフにFAで伏見寅威が加入し、捕手争いが激化。さらに今季は、若手の田宮裕涼が正捕手格として躍動している。 そんな中、ファームでは37試合に出場し、打率.321、2本塁打を記録。好調を維持し、5月31日に今季初の一軍昇格を果たしている。
ベースボールチャンネル編集部