「酒のにおいがする」と上司が指摘 酒気帯び運転疑いの46歳警察官を停職6か月「家庭や仕事のことを考えて寝付けなかった」
愛知県警の刑事が自家用車で酒気帯び運転をしたとして、懲戒処分を受けました。 12月19日付けで「停職6か月」の懲戒処分となったのは、愛知県警・緑警察署刑事課の46歳の男性警部補です。 【写真を見る】「酒のにおいがする」と上司が指摘 酒気帯び運転疑いの46歳警察官を停職6か月「家庭や仕事のことを考えて寝付けなかった」 警察によりますと、警部補はことし10月、自宅で缶チューハイを5本飲んだ後、自家用車を運転したということです。 警部補は飲酒後、仮眠を取って車で警察署に出勤しましたが、上司から酒のにおいがすると指摘され、呼気を検査したところ基準値を超えるアルコールが検知されたということです。 警部補は警察に過去にも二日酔いの状態で運転したことがあったとした上で、「家庭や仕事のことを考えて寝付けなかった」などと話していて、11月5日付けで酒気帯び運転の疑いで書類送検され、12月19日付で退職したということです。 愛知県警の川口孝首席監察官は「警察官としてあるまじき行為であり、県民の皆様に対し深くお詫び申し上げます。今後はより一層、職員に対する指導や教養を徹底し、再発防止と信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。 また、警部補本人は「多くの人に迷惑をかけ、申し訳ない気持ちしかない。反省しています」とコメントしています。
CBCテレビ