ジジジッ…受付で「放射線科」の文字を見て「がん」だと確信 見栄晴、「ステージ4」と診断された今
「不意打ちをくらった感じ」
治療は7週間なんですが、抗がん剤治療は1週目、4週目、7週目。放射線治療は7週間の期間中平日全て行うスケジュールでした。最初の抗がん剤治療が始まったのが2月5日です。初日に抗がん剤を投与し、そこから1週間入院して、日曜日に退院する。その後、2週間、通院で放射線治療を行うというスケジュールです。 約2カ月の治療後、約1カ月間休んで、今年4月末から仕事復帰しました。治療はいったん、終わりです。ただ、がんが「完治」したとは絶対に言えない。今は、「経過観察」の状態です。いつ再発してもおかしくありません。定期的に診てもらう必要があるため、1カ月に一度のペースで病院に通う予定です。 「闘病」って、病と闘うと書きますが、自分はあまり闘った気がしない。訳が分からず、不意打ちをくらった感じでした。 *** 第2回では、見栄晴が経験した抗がん剤治療と放射線治療の詳細を伝える。
見栄晴 1966年、東京都生まれ。15歳の時、テレビ番組「欽ちゃんのどこまでやるの!?」で人気に。1998年から、CS放送「競馬予想TV!」でMCを務める。 デイリー新潮編集部
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