プーチン氏とモディ氏に見解の相違なし、首脳会談で=ロ印高官
[モスクワ 10日 ロイター] - ロシアとインドは10日、今週モスクワで行われたプーチン大統領とモディ首相の会談について、見解の相違は一切なかったと発表した。 モディ氏は9日、プーチン氏との会談で、罪のない子どもたちの死は非常に痛ましいと発言。ウクライナの首都キーウ(キエフ)では8日に小児病院がミサイル攻撃を受けた。 ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は記者団に対し、ロシアとインドの代表団による会談の中止は日程上の都合と、全ての議題がすでに協議されていたことが理由だとし「見解の相違や問題のある状況とは一切関係がない」と述べた。 一方、インド高官も両首脳間の摩擦に関する報道は誤りで誤解を招くと指摘。会談は予定時間を「大幅に超過した」ほか、「私が知る限り、モディ首相のモスクワ訪問中に特定のプログラムがキャンセルされたことはなかった」とした。