3連休初日を「大雨」が直撃 11月としては異例…島根県で最大150ミリ予想 土砂災害などに十分注意を
山陰中央テレビ
11月が始まりましたが初日はあいにくの雨となりました。2日から3連休という方も多いと思いますが、山陰地方ではその初日の2日は、11月としては異例の大雨の恐れがあります。 米子市では1日昼前から雨が降り始め、午後は雨脚が強まりました。前線と湿った空気の影響によるもので、米子で11.0ミリ、松江で10.5ミリの時間雨量を記録しました。 3連休初日の2日は、台風21号から変わった温帯低気圧と秋雨前線の影響で発達した雨雲がかかると予想され、雷を伴って多い所では1時間に40ミリの激しい雨が降る恐れがあります。 雨のピークは島根県、鳥取県ともにあすの午前で、1日夕方から2日夕方の24時間に予想される雨量は、島根県の多い所で150ミリ、鳥取県の多い所で120ミリとなっています。 11月に24時間雨量が100ミリを超えるのは珍しく、仮に予想通りになれば山陰の多い所で11月1か月分の雨がわずか1日で降る激しさとなります。 気象台は、雨雲が予想以上に発達すれば警報級の大雨となる恐れがあるとしていて、土砂災害や浸水被害などに十分注意するよう呼びかけています。 3日(日)は天気が回復する予想ですが、JR西日本は2日に山陰線や伯備線などで計画運休を予定しています。 3連休の初日は、特急列車にも影響が出る見通しで、最新の情報にご注意ください。
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