面倒なMacの設定変更が「OnlySwitch」を使えば簡単にできる!
Macでは、外観モードをダークに切り替えたり、メニューバーを非表示にしたり、隠しファイルを表示したりといった設定変更を手早くできる方法がありません。 面倒なMacの設定変更が「OnlySwitch」を使えば簡単にできる! そうした切り替えを行なう場所が、設定アプリの奥深くに隠れていて、何をするにもあちこち探し回らなくてはならないのです。 とはいえ、そうした設定を頻繁に変更したいこともあるでしょう。 たとえば私自身も、曇りの日にはダークモードを使うことが多いので、自分で切り替えたいのです。 ほかにも、集中したいときはメニューバーとDockを非表示にしておき、ほかの人とやりとりしたくなったら、再び表示させたいという人もいるでしょう。 Macでは、この種の臨機応変なカスタマイズが容易ではありません。けれども、解決策はあります。
「OnlySwitch」とは
「OnlySwitch」というオープンソースアプリケーション(無料ですが、寄付は受け付けています)を使えば、前述したような設定の切り替えを手早く行なうことができます。 加えて、不要なメニューバー・アイコンを非表示にしたり、Macがスリープ状態にならないようにしたりすることもできます。 OnlySwitchを初めて開くと、コントロールセンターのアイコンと腹立たしいほどそっくりな見た目をしたアイコンが表示されます(見た目については設定で変更できるので、ご安心ください)。 このアイコンをクリックすると、各種のトグルが並んだ画面が開き、オンとオフをすぐに切り替えられるようになっています。 これだけでもおすすめするのに値しますが、OnlySwitchでできることは、それだけではありません。 通常なら専用アプリケーションを必要とするような機能もいくつか備わっているのです。たとえば、インターネットラジオを再生したり、ポモドーロタイマーを使ったり、さらには、メニューバーのアイコンを非表示にしたりといったこともできます。
自分好みに切り替える方法
OnlySwitchの画面右下にある歯車マークをクリックすると、設定が開きます。 Customizeタブを開くと、不要なオプションを非表示にしたり、デフォルトで非表示に設定されているものを、表示に切り替えたりすることができます。たとえば、ゴミ箱を空にする、マイクをミュートにする、省電力モードに切り替えるなどのオプションです。 また、ポモドーロタイマーやメモアプリなど、一般的なアプリの代替機能も組み込まれています。Macに標準搭載されているホワイトノイズ機能を手早くオン・オフできるボタンもあります。 さらに、Appleの「ショートカット」アプリを利用して、独自のボタンを追加することも可能です。OnlySwitchのShortcutsタブを開くと、作成済みのショートカットが並んでいます。 つまり、Macで行なうほぼすべてのことについて、そのためのボタンを見つけたり、新しく作成したりできるわけです。