ウィリアム皇太子、ダイアナ元妃との秘蔵写真を公開 シェルター訪問時の思い出を振り返る
ウィリアム皇太子のホームレス問題への取り組みをテーマにしたドキュメンタリー番組が間もなく放送される。皇太子も番組のインタビューに応じ、ホームレス問題を解決するための活動をアピールしている。 【写真】時代を超える美しさ! ダイアナ妃のナチュラルビューティ遍歴
皇太子は子ども時代にダイアナ元妃に連れられてヘンリー王子と共にホームレスのシェルターを訪れたことを回想、久しぶりに弟について言及したことがニュースを賑わせた。番組で皇太子はホームレス問題に取り組むようになったのは、亡き母がプレゼントしてくれたこのチャンスのおかげだと説明しているという。
このエピソードに続き、シェルターを運営するチャリティ組織「The Passage」が当時撮影された未公開写真をSNSで披露した。The Paassageのトップ、ミック・クラークは投稿に「皇太子にとってこの問題は個人的なことです。11歳のときに母親に連れられてThe Passageに来て以来、皇太子にはこの問題に関わってきた長い歴史があります」とコメントしている。
放送に先駆けて公開された番組の一部で、皇太子はこのシェルターを訪ねたとき「少し緊張していた」と話していた。でも「母はいつものようにみんなをリラックスさせ笑ったり、冗談を言い合ったりしていた。私はそのとき家がなかったら本当に悲しいだろうと思ったのを覚えている。でもそこは信じられないくらい幸せな環境だった」と振り返っている。
「チェスをしたりおしゃべりをしたりしたことを覚えている。そのとき、自分と同じような人生を歩んでいない人たちがいることに気がついた。小さい頃は自分の目の前にあるものが人生だと思っていて、他を見ようとしない。あのとき私が出会ったような人が頭の中に異なる視点を与えてくれる」とも。
今ではダイアナ元妃の後を受け継ぎ、The Passageのパトロンを務めている皇太子。The Passageはパトロンになってからの皇太子がシェルターを訪れ、人々と触れ合う様子も公開している。
ダイアナ元妃は皇太子やヘンリー王子に社会の現実や普通の生活を知ってもらおうとシェルターに同伴、ファーストフード店や遊園地にも連れて行っていた。それが物議を醸したこともあったけれど、今の皇太子の活動が多くの人の支持を獲得しているのを見ると妃のポリシーは正しかったといえそう。