部屋を狭く感じさせる原因はインテリアの色かも…⁉リビングを実際よりも広く見せる簡単な裏技とは
テクニック3: 部屋を片付ける
ごちゃごちゃしたもの、別名「視覚的ノイズ」はリビングルームを狭く感じさせます。物理的に家のスペースを広くしようとするなら「ものは少なければ少ないほどいい」というアプローチをとりましょう。とはいえ、何も気に入っているものを残してはならぬ、ということではありません。 リビングルームのスペースに何がふさわしいかを決めるには価値、具体的には個人的な価値と機能性を考えることが最も大切です。 カーテンとブラインドの専門店「Made My Blinds」のインテリアスタイリストのコレット・トーマンは「家のなかでスペースを占領しているようなごちゃごちゃしたものを上手に片付けましょう。そうすればすっきりした気持ちになり、部屋も平和な雰囲気になります」とアドバイスしています。「生活に役立たないものを捨て、家のなかのものを減らすことでストレスレベルが下がり、圧倒されるような思いをすることも少なくなります」 「その代わり美的価値と機能的価値を兼ね備えた、品質が良くてタイムレスな魅力を持つもの数点に投資しましょう。そうすることでどのアイテムもあなたのスペースに有意義に貢献し、ものを厳選することによってもたらされる洗練された雰囲気をつくれるのです。品質を優先することで視覚的なノイズを減らすだけでなく、職人技によって生み出されたものやそれを長く大切に使い続けるという意識を部屋にもたらし、束の間のトレンドではない永遠に生き続けるスタイルを強調できるのです」 また整理整頓のために、散らかりがちなものを見えないように収納する機能付きの家具に投資するのがおすすめです。引き出しが隠れているオットマンベンチやコーヒーテーブルを購入してみましょう。
テクニック4: 黒を使って奥行きを出す
インテリアを広く見せようとするのに黒を使うのは、直感に反するように思えるかもしれません。でもこの案を完全に却下してはいけません。 「ダークな色合いにはコントラストと奥行きを出す力があります。壁を後退させ、天井を高く見せる効果があるのです」とザラ。「アクセントにする壁、天井、床に濃い色を使うとこのような印象的な効果が得られます」 つまり黒を注意深く控えめに使うことで、縦方向に錯覚を起こすことができるのです。また壁の色を黒と対比させると、横方向により広く感じさせることができます。