東西のジュニア総勢90人が躍動『SHOWbiz 2025』開幕 平均年齢17.2歳のアイドルたちが集結
STARTO ENTERTAINMENT所属の東西のジュニア総勢90人が出演する9日間全13公演の「SHOWbiz 2025」が5日、東京・有明アリーナで開幕した。少年隊からAぇ!groupまで、先輩たちが築き上げた伝統と歴史を継承して自分たちの世代が新しい未来を切り開くというコンセプトのもと、グループの垣根を越えてジャズやヒップホップ、ロック&ダンスなどさまざまなテーマに合わせた楽曲を、今回の公演だけのシャッフルユニットで届けた。 2025年の幕開けを飾る”新年ジュニア祭り”。HiHi Jets、美 少年、少年忍者、7MEN侍、Lilかんさい、Go!Go!kidsら6組のグループを中心に、8歳から27歳までの平均年齢17.2歳のアイドルたちが集結した。 今回はコンサートというよりはショーを楽しんでもらう感覚で、観客は全員着席。男性アイドルグループの礎を築いた大先輩の少年隊が1986年から08年まで上演したオリジナルミュージカルシリーズ「PLAYZONE(プレゾン)」や、伝説のショー「SUMMARY」、過去の帝劇公演から厳選した名曲を織り交ぜながら、テーマごとに合わせた先輩たちの楽曲を一曲ごとに立ち替わるシャッフルユニットで届けた。 センターの円形ステージから勢いよく上がった噴水を合図に全員がステージに登場。堂本光一の主演ミュージカルの原点となった91年のプレゾン「SHOCK」の楽曲「かがやきの日々」でオープニングを飾り、織山尚大(21)が「2025年の新しい未来に向かって思いっきり”ハロー”してやりましょう!」とシャウトした。 「Future」コーナーでは、文字どおりジュニアの未来を担う10代のメンバーを中心に嵐の「PIKA☆NCHI」やTOKIOの「花唄」などを歌唱。「Show&Sports」コーナーでは、HiHi Jetsや美 少年のメンバーを中心にかつての主演舞台「少年たち」でも披露した、トランポリンを使ったバスケットボールパフォーマンスに挑戦。7MEN侍の菅田琳寧(26)、内村颯太(21)や元木湧(23)ら少年忍者のメンバーがブレイキンを披露して盛り上げた。 そしてクライマックスでは、かつて「ジュニアマンション」と呼ばれていた名物演出が、令和版の「有明マンション」として復活。今回は会場の各フロアごとに一人一部屋分の電飾の鉄枠(部屋)が間隔を空けて設置され、メインステージにいるメンバーと合わせて全員が一緒にパフォーマンスした。 続く「SUMMARY」のテーマ曲でハイタッチしながらたっぷりファンサービス。井上瑞稀(24)は「SHOWbizを通して、ショーってやっぱりいいなって思いました。僕らが一生懸命パフォーマンスをして、それを見た皆さまが喜んでくれる。そんな関係を続けていけたら幸せです」と最後にあいさつした。
中日スポーツ