一面に広がる黄色いじゅうたん 800本が満開 今年度閉校の小学校が最後の「菜の花給食」楽しむ
長野放送
25日は久しぶりに青空が広がりましたね。長野県飯山市の菜の花公園は満開を迎えました。今年度閉校を迎える近くの小学校の児童も「最後のお花見給食」を楽しみました。 一面に広がる黄色のじゅうたん。飯山市の菜の花公園です。800万本の菜の花が満開を迎えました。 公園を訪れたのは隣にある東小学校の全校児童41人。 児童: 「いただきます!」 20年以上続く恒例行事「菜の花給食」です。毎年この時期に公園で給食を楽しみます。 4年生: 「おいしいー」 献立も「菜の花尽くし」。混ぜご飯に、ハンバーグ、サラダ、ゼリーにも地元産が使われています。 4年生: 「外は気持ちいい!」 「ちょっと苦いけど、菜の花はきれいでお弁当はおいしい」 実は東小学校にとって25日が最後の「菜の花給食」です。来年度、東小を含む市内の4校が統合され新しい校舎に移ります。新たな学校で続くかはまだ分かりません。 5年生: 「新しい学校になってもやって、菜の花のきれいな景色の中で食べたい」 給食が終わったら鼓笛隊の練習。毎年、大型連休中の「菜の花まつり」で披露します。こちらも1980年の開校当初から続く伝統行事ですが、今年で最後です。 6年生: 「最後だからお客さんの思い出に残る演奏を」 鼓笛隊も活躍する菜の花まつりは5月3日から。期間中も花は楽しめるということです。
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