友人も母も驚いた役柄「なんで奈緒ちゃんがボクシングなの？」

奈緒がボクシングの撮影について語る【写真：(C)TBS】

　俳優の奈緒が、自身が主演する10月8日スタートのTBS系連続ドラマ『あのクズを殴ってやりたいんだ』（火曜午後10時）のオンライン取材会に出席。ボクシングシーンの撮影について語った。 【写真】「笑顔がそっくり」「接点が分かりません」と話題…奈緒と五輪メダリストの2ショット 　本作は、主人公・佐藤ほこ美（奈緒）が、人生どん底のタイミングで金髪の謎の男・葛谷海里（Kis-My-Ft2／玉森裕太）に出会い、プロボクサーを目指していくガチンコボクシングラブコメディー。真面目で真っすぐな性格のほこ美・29歳は、結婚目前で彼氏に逃げられ破局。さらに彼氏が浮気していたことも発覚。そんな中、優しくて人懐っこい海里に出会ったことをきっかけに「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ！」と自分を変えるためにボクシングの世界へ一歩踏み出す。どん底のときに出会い、助けてもらった海里に運命を感じるほこ美だが、のちに彼の驚きの正体を知ることとなる。 　これまで「スポーツをする役自体、あまりやったことがなかった」といい、ボクシングシーンの撮影について、「始まる時は、『実際に体がついてきてくれるか？』、試合のシーンに向けて体づくりをしていく中で『間に合うのか？』とすごく不安がありました」と告白。しかし、「やっていくうちに体がちゃんと応えてくれて、『やった分だけちゃんと成果が出るんだな』と、この数か月で教えてもらいました。やっていくうちに体の変化があるのが初めてのことで、びっくりしました」と語った。 　ボクシング練習は撮影合間に行い、練習のない日もジムに通う日々。撮影に合わせて4～5か月ほど食事制限も行っているという。「実際にやってみて『これだけやったから安心だ』というところがなくて。やればやるほど『もっともっと』と思いますし、自分のできていないところが見えてくる。今度は『そこができるようになりたい』と思ってずっとやっています」と、練習や撮影の様子を明かした。 　また、「この作品に入る前に舞台をやっていて、ボクシング練習をしてから舞台の本番を迎えるという日もありました」と振り返り、「みんなに『今ボクシングをやってるんです』と言ったら、私にそういうイメージがなかったみたいで、すごく驚かれました。友人もボクシングでプロを目指す役だとは思ってなかったみたいで、『まさかそんなに本気でやるとは』と驚いていましたし、母も『なんで奈緒ちゃんがボクシングなの？』とかなり驚いていて（笑）、とにかく周囲にすごく驚かれました！」と明かした。「でも意外だったからこそ、どうなるのか楽しみで『見てみたい』と言ってくれました」と喜んだ。