電動キックボード運転中に転倒 長崎の75歳男性が重体 通行人が119番
30日午後1時半ごろ、長崎市片淵5丁目の県道で「転倒した男性が頭部から出血し、意識不明」と通行人から119番があった。長崎署によると、倒れていたのは近くの無職男性(75)で、電動キックボードを運転中に何らかの原因で転倒したとみられる。男性は市内の病院に搬送されたが、意識不明の重体。 現場は片側2車線の下り坂。同署が転倒原因を捜査している。 昨年7月の道交法改正に伴い、最高時速20キロ以下などの要件を満たす電動キックボードは「特定小型原動機付き自転車」に分類。16歳以上は運転免許証がなくても乗車できる。原則、車道や自転車専用通行帯を走行し、自転車と同様の交通ルールが適用される。 県警によると、県内では今年8月末時点で106人にナンバープレートが交付され、徐々に利用者が増えている。