あまりのギャップでより喪失感が…「呪術廻戦」コミカルな日常シーンから釘崎野薔薇退場シーンへの展開が衝撃的すぎる
すべてのファンに衝撃と喪失感を与えた、アニメ「呪術廻戦」釘崎野薔薇(CV:瀬戸麻沙美)の退場シーン。1話明けた第44話では、そんな悲劇がなかったかのように唐突に“1年ズ”の日常シーンから物語がスタートするが、これがまた辛かった。 【映像】みんなが楽しそうな日常シーン(開始すぐ~) 第44話は、アバンタイトルで釘崎、虎杖悠仁(CV:榎木淳弥)、伏黒恵(CV:内田雄馬)の通称“1年ズ”のいつかの日常風景が描かれた。お菓子とコーヒーをお供に雑談をする3人。そのとき釘崎は不注意から預かっていた五条悟のシャツにコーヒーをこぼしてしまう。応急処置も大失敗し、一層見るも無惨な姿となってしまった白シャツ。「どうせ安物でしょ」と高をくくる釘崎に反して、タグから検索したそのシャツの値段は25万円だった。ちょうどそこに五条悟(CV:中村悠一)が現れると、どうしようもなくなった3人はバレバレの時間稼ぎをする。“犠牲”になった伏黒の格好を見て、虎杖と釘崎は笑いをこらえることができず、しまいには涙を流して笑っていた。 これは虎杖に去来した在りし日の釘崎の姿だったのだろうか。次の瞬間、現実に戻されたかのように映像は顔の左半分を潰され血の海の中横たわる釘崎の姿に変わっていた。変わり果てた釘崎を見下ろしながら、虎杖は「くぎざき……」「だ……だめだ」「く」と声にならない声を発する。ショックと悔恨と自責で呼吸すらまともにできなくなった虎杖は、完全に心が折れていた。そんな虎杖に、特級呪霊の真人(CV:島崎信長)が嬉しそうに容赦なく渾身の“黒閃”を見舞ったのだった。 釘崎の死という衝撃的な出来事に続く、ショッキングな演出に、視聴者からも「もう戻ってこない…」「やめーや…」「残酷過ぎる表現!!」「温度差酷すぎる」「ずっと日常パートが続けばよかったのに…」「野薔薇退場きちいな…」「メンタルおかしくなっちゃうよ…」と絶望を訴えるコメントが続出したオープニングだ。 現在配信中のアニメ「呪術廻戦」は、芥見下々氏によるシリーズ累計発行部数1億部を超える同名漫画が原作。今年9月に約6年半にわたる連載が完結したことも大きな話題となった。人間の負の感情から生まれる「呪い」と、それを呪術で祓う呪術師との闘いを描いた物語は、“呪いの王”両面宿儺と肉体を共有することになった虎杖悠仁が“対呪い専門機関”である「呪術高専」に編入するところから大きく動き始める。2020年10月から放送されたTVアニメ第1期は国内のみならず全世界で大きな反響を呼び、2023年7月~12月に放送されたアニメ第2期では、五条悟と最悪の呪詛師である夏油傑(CV:櫻井孝宏)の高専時代の物語「懐玉・玉折」と、第1期から続く時間軸の物語「渋谷事変」が描かれた。続編となる「死滅回游」の制作も決定している。 ※島崎信長の「崎」は、正式には“たつさき” (C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
ABEMA TIMES編集部