京本大我 ミュージカル『モーツァルト!』で野性味たっぷりの天才音楽家に!「京本大我自身の心もあえて尖っていたい」
京本大我さんが大作ミュージカル開幕の心境を明かしました。 ミュージカル『モーツァルト!』が8月19日に東京・帝国劇場で開幕。同日、同劇場にて公開最終稽古が行われ、京本大我(SixTONES)さんらが登場しました。 【写真15枚】京本大我が主演ミュージカルで新境地を開拓 「才能が宿るのは肉体なのか?魂なのか?」というテーマをベースに、その高い音楽性を重層的な作劇で描き、“人間モーツァルト”35年の生涯に迫る本作品。 タイトルロールであるヴォルフガング・モーツァルトを演じるのは、2018年より同役を務める古川雄大さんと、今回が初登場となる京本さん。 公開最終稽古には京本さんのほか、真彩希帆さん、大塚千弘さん、香寿たつきさん、山口祐一郎さん、市村正親さんが登場しました。
見たことのない京本大我が舞台上に存在
これまで『エリザベート』(2015年)や『NEWSIES』(2021年)などで、舞台でのキャリアを重ねてきた京本さんですが、帝劇での主演はこの『モーツァルト!』が初めて。 主人公・ヴォルフガングを演じるのは中川晃教さん、井上芳雄さん、山崎育三郎さん、古川雄大さんに続いて5人目とあって、大役に挑む重責を制作発表記者会見で明かしていましたが、いざ幕が開くと、そこにいたのは“SixTONESの京本大我”ではなく、ヴォルフガングそのもの。 ワイルドなファッションに長い髪をなびかせ、楽しそうにピアノに向き合い、五線紙に旋律を書き込んでいく姿はプレッシャーなど微塵も感じさせず、嬉々として音楽の申し子を演じていました。 前半は、ちょっとやんちゃなヴォルフガングを荒々しく演じ、女優陣とのセクシーなシーンも大人の雰囲気たっぷり。 後半ではヴォルフガングが天才であるがゆえに抱えた葛藤を丁寧に表現し、さらに、天性の華やかさで帝劇主演俳優としての堂々とした佇まいを披露しました。 このたび、主演の京本さんから開幕にあたってのコメントが届きました。
<京本大我 コメント>
あっという間の稽古期間でした。雄大くんをはじめ、皆さんやさしくて、いろんな角度から多くのアドバイスをくださいました。 今まで演じてこられた方々のことを考えるとプレッシャーはあるのですが、僕にとっては初挑戦なので、作品の歴史にリスペクトをもちながら、今の29歳の京本大我ができるヴォルフガングへのアプローチを大事にしようと思っています。 未熟さもたくさんありますが、それも含めてさらけ出して、自分なりに自信をもってお届けしたいなという気持ちです。 舞台はナマモノですし、帝劇で主演も初めてなのでそういう怖さはありますが、それを忘れられるくらいヴォルフガングに熱中してスタートをきれたら、と思っています。 なるべく守りに入らずに、“攻める”気持ちでいきたいです。ヴォルフガングだけではなく、京本大我自身の心もあえて尖っていたい。腰が引けたくないし、心持ちだけは常に強く前を向いていたいです。 もちろん謙虚さはもちつつも、舞台に挑むうえでの“尖り”が、ヴォルフガングの役柄にもよい影響を与えられたらいいなと思います。 『エリザベート』を経て久しぶりに帝劇に帰ってきたので、重みを知っているからこそ感じるプレッシャーと、逆に噛みしめられる思いがあります。 僕が帝劇に立つことを待っていてくださっていた方々へは恩返しになると思いますし、何より作品が本当に素晴らしいので、観ていただけることが本当にうれしいです。 歴代の素晴らしいヴォルフガングがいらっしゃる中で、僕はかなり初々しく映ると思うんですけど(笑)、おこがましいかもしれませんが、何回も観ていらっしゃる方がご覧になっても、新しい作品を観ているくらいの新鮮さを感じていただけたらうれしいです。 粗削りな部分もたくさんありますが、頑張っていきたいです! 最新情報はミュージカル『モーツァルト』公式サイトhttps://www.tohostage.com/mozart/まで。
めざましmedia編集部