マン・Uに激震!アシュワースSDがわずか5カ月で電撃退任決定…現地メディアは「スタッフも衝撃的」
マンチェスター・ユナイテッドは、スポーツダイレクター(SD)を務めていたダン・アシュワース氏との契約解除を発表した。 【順位表:プレミアリーグ】 2月にフットボール部門の実権をジム・ラトクリフ卿が握って以降、クラブ上層部の刷新を図ってきたマンチェスター・U。そして前所属ニューカッスルで同ポジションを務めていたアシュワース氏を引き抜き、今年7月から同SDの下でチーム強化に動いてきた。『The Athletic』によると、夏の約2億ポンドに及ぶ大型補強や、さらにエリック・テン・ハーグ前監督の解任についても重要な発言権を持っていたという。 しかし、アシュワース氏はわずか5カ月で電撃退任することとなった。マンチェスター・Uは声明で、「双方の合意により、ダン・アシュワースはマンチェスター・UのSD職を退任する。クラブの移行期におけるダンの働きとサポートに感謝し、今後の幸運を祈る」と発表している。 『The Athletic』は、7日のノッティンガム・フォレスト戦(2-3)後のオールド・トラフォードでオマール・ベラダCEOとの会談で契約解除に合意したと指摘。そして今回の電撃退任はラトクリフ卿の意向が大きく、クラブ側が働きかけたと伝えている。また同メディアは、「アシュワースはクラブ再編において重要な役割を果たしていた。それを考えると、この動きはユナイテッドのスタッフにとって衝撃的だ」とも分析している。 アシュワースをニューカッスルから引き抜く際、長い交渉の末に約200万~300万ポンドを支払ったともされるマンチェスター・U。わずか5カ月での電撃退任は、現地で大きな注目を集めている。