【エリザベス女王杯】昨年3着馬ハーパーがブリンカー着用で巻き返します/雪平莉左
雪平莉左です。先週はG1がありませんでしたが、ここからは毎週G1です。木枯らしが吹いて寒くなっても競馬はここからより白熱します。 秋の女王決定戦、本命はハーパーです。昨年の3着馬で、能力は証明済みです。昨年はオークスで2着、秋華賞で3着。まだまだ終わりません。では今年に入ってからの2桁順位は? 友道調教師もコメントしていましたが、気持ちの問題でしょう。競馬が嫌なのではなく、ちょっと集中し切れない感じ。調教の動きをチェックしても、動きからは全く問題ありません。レースで出し切るためのブリンカー着用で巻き返しです。武豊騎手は天皇賞・秋のドウデュースはもちろん、菊花賞ではアドマイヤテラで3着。リズムもいいです。外めの枠に入ってもやや荒れてきた、内を避けられるので大丈夫。期待しています。 対抗はシンティレーション。昨年はルージュエヴァイユ、ライラックなど前走府中牝馬Sで好走している組が上位争い。今年はこの馬でしょう。前走はブレイディヴェーグに迫る末脚での2着。このメンバーでもやれるはずです。 3番手にはレガレイラ。能力、実績は最上位なのは分かっています。昨年のホープフルSを勝って、皐月賞では1番人気、ダービーでは2番人気に支持されました。ただ、気になるのがスタートです。ちょっと遅めなのでポジションが鍵になりそうです。ルメールさんのコメントからも、絶対的な自信というほどでもなかったので3番手評価にしました。 4番手にサリエラです。牝馬限定G1で無双する国枝厩舎。今週から騎乗する名手ムーアさんとのコンビとなれば、無視はできません。好走しているケースは、比較的外めの枠が多く、今回の7枠13番も良さそう。昨年は6着とはいえ勝った馬から0秒3差。楽しみです。 現地に行ける人がうらやましい。暖かくして、声援を送りましょう。