【写真：Getty Images】

　チャンピオンシップ（イングランド2部）のリーズ・ユナイテッドに所属するサッカー日本代表MF田中碧を同クラブの専門メディア『Leeds All Over』がスタメンに推奨している。今夏の移籍市場でフォルトゥナ・デュッセルドルフから加入したが、まだ先発出場はない。 　 　28日に行われたチャンピオンシップ第7節のコヴェントリー戦でイーサン・アンパドゥが負傷。41分に田中との交代を余儀なくされた。主将の負傷で、緊急出場となった田中だが、リーズ加入以降、最も長い出場時間だった。 　リーズの公式Xによると、アンパドゥは手術の必要はないが、膝の怪我で10週間の離脱を要すると伝えられている。また、同メディアは外側靱帯の負傷と報じ、同選手の今年中の復帰は絶望となった。さらに、「（ダニエル・）ファルケ監督は田中碧を初のスタメンに起用するよう動かないといけない」と言及した。 　緊急出場となったコヴェントリー戦は「田中はビルドアップで彼のことが必要となったコヴェントリーとの試合で途中出場し、とても良かった。ヨエル・ピルーのゴールに繋がる縦へのパスで良くまとめた」と評価している。 　さらに、「今季の軸を探すためにも近く迎えるノリッジ・シティ戦は素晴らしいテストの機会になるが、田中の起用は大賛成だ」と田中の初スタメンを推奨した。 　現地時間1日にノリッジとの一戦が控えるが、主将の負傷で田中に初先発の機会が訪れるかもしれない。