兵庫県知事「今、記憶がない」“特産品の要求音声”直撃に… パワハラ告発男性が残す
日テレNEWS NNN
兵庫県の斎藤知事のパワハラや贈答品などを巡る問題。18日、知事が県の特産品を要求したとされる音声を本人に直撃しました。 ◇ 斎藤知事のものとされる音声 「ワインをちょっと、まだ私は飲んでいないのでぜひまた。この間はイチゴ・じゃこ・塩はあれですけど、また折をみてよろしくお願いします」 この音声は、斎藤知事のパワハラや贈答品などを巡る疑惑を告発し、今月、死亡した元西播磨県民局長の男性が残したものです。知事が求めたとされるのは、兵庫県上郡町の特産ワインとみられます。 記者 「西播磨県民局の一階にあるこちらの大会議室で懇話会が行われ、知事はワインを求めたとみられます」 上郡町は、ワインの提供については「調査中でお答えできることは何もない」としています。
特産品の要求はあったのでしょうか。 ──音声を聞いていただけますか 兵庫県 斎藤元彦知事 「はい」 “疑惑の音声”について、18日に知事を直撃すると… 兵庫県 斎藤元彦知事 「…はい」 ──内容に心当たりは? 兵庫県 斎藤元彦知事 「ちょっと今、記憶がないので確認をして…しかるべきタイミングでお答えさせていただく。きょうは急でしたので…」 ──知事の発言で間違いない? 兵庫県 斎藤元彦知事 「そこも含めて確認が必要」 「音声を初めて聞いた」という斎藤知事。死亡した男性職員が残した音声は疑惑の真相究明につながるのでしょうか。