オリックスの岸田新監督が18日、宮崎県内で開催されているフェニックス・リーグで短期集中型の「監督修業」を積む考えを示した。43歳の12球団最年少監督は、投手コーチからの昇格で作戦面に携わった経験がない。若手の修練の場を、自身も有効活用する。 「野手を見ることがなかったので。（水本）ヘッドとかと話し合って、作戦を決めていきながら、（サインを）出してみながらになっていくと思う」 “初采配”予定だったこの日の巨人戦（SOKKEN）は雨のため中止。きょう19日の楽天戦（生目第二）で仕切り直しとなり「フェニックスなんで、思い切ったところをチャレンジして」とイメージを膨らませた。今季、チームはいずれもリーグ最少の61盗塁、92犠打。新指揮官がどんな色を付けていくのか注目だ。（山添 晴治）
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