小池栄子×仲野太賀『新宿野戦病院』柄本明ら追加キャスト11人一挙解禁 塚地武雅はチャーミングな看護師長に【コメントあり】
小池栄子と仲野太賀がW主演を務め、宮藤官九郎が脚本を担当する『新宿野戦病院』(フジテレビ系 7月スタート 毎週水曜 午後10時~10時54分)に、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、中井千聖、石川萌香、萩原護、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明の出演が決定した。 【写真】軍医経験を持つ女医ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)と美容皮膚科医の高峰(仲野太賀) 本作は、新宿・歌舞伎町にたたずむ「聖まごころ病院」を舞台に、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメント。ホストやキャバ嬢、ホームレス、トー横キッズ、外国人難民などさまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図を、“官九郎節”ともいえるユーモアを織り交ぜながら描く。 このたび、新たに平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、中井千聖、石川萌香、萩原護、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明の出演が決定した。 柄本が演じるのは、創業100年の「聖まごころ病院」3代目院長の高峰啓介役。名医だった創業者の祖父、2代目である父親から当病院の運営を引き継いでいる。啓介は、とても腕のいい元外科医で、ホームレスから犯罪者まで、分け隔てなく治療することで歌舞伎町の“赤ひげ先生”と称されていた。しかし、近年は病院の老朽化、医療費の未払いが相次ぎ、多額の借金などさまざまな問題を抱えることに。今となってはアルコール依存症となり、現場を退き、病院を手放すか否かの瀬戸際に立たされている。 生瀬が演じるのは、院長の啓介の弟・高峰啓三役。外部で不動産コンサルタントとして働いて成功しており、高峰家唯一の金持ちとなり、兄の啓介を見下している。啓介が持つ「聖まごころ病院」の建物と土地を安く買い叩き、更地にして自身の新たな事業を企てている。 平岩が演じるのは「聖まごころ病院」に勤めるソーシャルワーカー(生活相談員)の高峰はずき。はずきは、聖まごころ病院の3代目院長・高峰啓介(柄本)の娘。外科医を志したものの、5浪の末、医大受験を諦めて、現在はソーシャルワーカーとして働いているが、医師家系に生まれたのに自分自身に医師の資格がないことや、医師と結婚できていないことにコンプレックスを強く感じている。今は出会い系マッチングアプリを駆使して婚活中で、外科医と結婚して「聖まごころ病院」の跡を継ぐという目標を諦めていない。 岡部が演じるのは、院内の内科・小児科医の横山勝幸。「助けられる命は、全て助ける」という啓介(柄本)の考えには賛同し、彼に恩義を感じている。しかし、今は医者としてのプライドや向上心がすっかり薄れ、妻子持ちにもかかわらず、“パパ活”を夢見ている。 馬場が演じるのは、院内の泌尿器科・性病科医師の田島琢己役。専門はED治療であるが、歌舞伎町にはびこる性病や性に関する相談全般を一手に引き受けている。そのビジュアルは高身長かつイケメンゆえに、女性患者からの絶大な人気を得ている。歌舞伎町の“顔面偏差値ランキング”の上位にもランクインするなど、医者と“もうひとつ”の顔を持ち合わせている。 塚地が演じるのは、院内の看護師長・堀井忍役。その振る舞いや言動にチャーミングさを兼ね備えており、病院に運び込まれてくるDV被害者、トー横キッズなど“ワケあり”患者たちに対しても、物怖じすることのないフランクな性格。その上、語学がなぜか堪能という聖まごころ病院のムードメーカー。 中井が演じるのは、「貧しい命も富める命も皆平等」「人権は保障されるべきだ」という強い信念を持って活動するNPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)と共に働くスタッフ・若井あかね役。その独特な個性がファッションや髪形ににじみ出ている。 石川が演じるのは、病院の看護師長・堀井(塚地)と共に働く看護師・村木千佳。彼女には“トー横キッズ”だった過去があり、その御恩を感じながら、病院で日々「命」と向き合っている。 萩原が演じるのは、院内において、村木(石川)の同僚である看護師・吉野勇介役。看護師として、村木と日々行動を共にしており、彼も過去に聖まごころ病院で助けられたことがある。 余が演じるのは、元アメリカ軍医のヨウコ・ニシ・フリーマン(小池)の実の母であるリツコ・ニシ・フリーマン。シングルマザーのリツコはジャズシンガーとして暮らしており、夢はニューヨークのクラブでステージに立つこと。リツコは、アメリカ人医師のフリーマンと結婚し、その影響もあり、夫の援助を得て、ヨウコを医療の道へと進めた。ヨウコの破天荒な性格と岡山弁は、まさに母親譲り。 高畑が演じるのは、病院の“金庫番”兼経理担当を務める白木愛役。病院の収入のためなら、どんな患者も積極的に受け入れる。長い歴史を誇る「聖まごころ病院」の内情にもやたらと詳しい情報通。院長(柄本)のために、身を粉にして働き、嫌われ者の役も買って出る。さらに、勘も鋭く、危ないシチュエーションに対するアンテナと嗅覚が優れている。