<木南晴夏>「9ボーダー」演じる六月は「私とは真逆」 川口春奈&畑芽育らとの撮影現場は「とにかくしゃべっています」
俳優の川口春奈さんが主演を務める連続ドラマ「9ボーダー」(金曜午後10時)の第4話が、5月10日に放送される。大庭家の長女で、いつも明るい猪突猛進な39歳の成澤六月を演じている木南晴夏さん。次女役の川口春奈さん、三女役の畑芽育さんとの撮影や、役作りについて話を聞いた。 【写真特集】カッコいい! ヴィヴィッドな衣装を着こなす木南晴夏 さとうほなみとのバトルシーンも話題に
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--六月役を演じる上でどんな準備をしましたか?
六月は私とリアルな年齢が近く、比較的フラットな感覚で入りました。台本を読んでから六月のキャラクターについて、ふくだももこ監督や新井順子プロデューサーと話しました。
六月は海外を転々として今の旦那さんと出会い、彼を支えるために会計事務所を開いたパワフルな女性で、年齢以外の面では私とは真逆です。六月が今抱える悩みというところでは、共感できる部分は少ないのですが、素直になれない性格は少し分かるかもしれません(笑い)。
例えば、本当は好きなのにそれをちゃんと伝えられないところとか。六月は家庭がうまくいっていないところから物語がスタートし、浮気した旦那さんにも「絶対に許さない」と言ってしまうんです。本当はやり直したいと思っているし、すごく好きなはずなのに……。そんな自分の人生とは別軸を生きている六月を見ていて、恋愛に限らずさまざまな側面で「素直になれない瞬間、あるよね」と感じました。
--そういうところもひっくるめて愛らしい魅力を持つ六月ですが、もし身近にいたら友達になれそうですか?
友達になりたいです(笑い)。ズバズバものを言うわりに優しい人なんですよね。まだまだ仕事のできない新米会計士の松嶋朔ちゃん(井之脇海さん)を採用して、面倒を見るという情の厚さも感じます。六月と一緒にいたらすごく楽しそうだなって。
--六月のヴィヴィッドな衣装も注目のポイントですね。
最初はすごく派手な人だなと思いました。「私、こんなに全身グリーンだけど大丈夫かしら?」って(笑い)。でも六月のキャラクターとドラマの世界観、そして銭湯を舞台にした大庭家のオシャレなセット。すべてを一緒くたにして見ると、ちゃんと収まっているんですよね。