「俺は湯沢副市長、あばよ総務省」エリート副市長が今年もラップ熱唱
湯沢市長(70)も乱入「わげもの、湯沢さ、来てたんしー」
「副市長ラップ」動画もパワーアップした。「副市長ラップ2016『湯沢ストリートブラッ!! 改』」と題されたラップ。日本酒の瓶を持って副市長が歌う。「おめだじ、湯沢さ、来てたんしー」(「みんな湯沢に来てくださいね」の意)。湯沢弁が意外にラップに合う。 途中、スカーフを着けたおじさんが歌に乱入してきたと思ったら、齊藤光喜・湯沢市長(70)だった。市長も「わげもの、湯沢さ、来てたんしー」(若者、湯沢に来てくださいね)と歌っている。 市長までもがラップ動画に登場するのには、訳がある。人口47,446人(今年6月末時点)のこの街は、深刻な人口流出が続いている。特に20代から30代までの若者が、極めて少ない。若者がどうやったら戻ってきてくれるかが、街の死活問題だ。湯沢ストリート村実行委員長の藤田さんも、東京からのUターン組だ。 「このイベントを湯沢市を代表する20代、30代の若者のイベントにしたい」と同じく東京からUターンした、実行委員会副委員長の高橋大輔さん(30)。温泉と日本酒と稲庭うどんが名高いこの街で、若者たちと若き副市長の挑戦は続く。 副市長ラップ2016「湯沢ストリート ブラッ!! 改」はこちら (中野宏一/THE EAST TIMES)