「逆張りの魅力」に惹かれる個人投資家が守りたい"鉄則"
専業投資家インフルエンサー、DAIBOUCHOUさんが足元の注目銘柄についてお話しします
2006年に資産10億円を達成した専業投資家インフルエンサーのDAIBOUCHOUさん。バリュー株・連続増配株・成長株をはじめ、さまざまなジャンルの有望銘柄や、それを発見するための情報収集術、過去の売買エピソードなどを語り尽くします。小林製薬は健康被害の問題で株価を大きく下げましたが、直近では少し値を戻しています。急落した銘柄には「逆張り」でリバウンドを狙える場合もあります。今回は、株価が大きく下がった銘柄への逆張りの考え方、守るべき鉄則について、DAIBOUCHOUさんが考え方を明かします。 前回 の続きで、「逆張り」について考えてみたいと思います。 マーケットが下降局面にあるとき、なぜ皆さんは買い向かおうとするのでしょうか。あるいはショートポジションを取って、株価の下落局面で収益を狙いに行こうとするのでしょうか。 おそらく、自分だけが儲けていることに対する優越感のようなものが、どこかにあるからだと思います。多くの人が損をしている状況で、自分だけは安く買えた。あるいはショートにより大きなリターンを得ることができた。確かに快感です。 しかし、この手の投資には大きなリスクが伴うのも事実です。下がったところでショートポジションを取ったものの、それが上昇トレンドの中の一時的な下げだった場合、上に引っ張られて損をすることもありますし、下がったところを逆張りで買い向かった後、さらに株価が下落して損してしまうケースもあります。
本文:2,382文字
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DAIBOUCHOU