「年内は難しい」松本人志の復帰、テレビ各局これから協議 前向きな意見も
お笑いコンビ、ダウンタウンの松本人志(61)が複数の女性に性的行為を強要したとする「週刊文春」の報道で5億5000万円の損害賠償などを求めた訴訟が終結することが8日、分かった。行為の直接的な物的証拠がないことなどから双方合意の上で決まった。所属の吉本興業は活動再開について「関係各所と相談の上」とした。 【写真】ダウンタウンの浜田雅功が松本人志を「頑張って待ってます」 松本のテレビ復帰はあるのか。過去にレギュラー番組を抱えていた各局は「現時点でお答えできることはございません」などと話すにとどめた。これから協議に入っていくとみられる。 あるテレビ関係者は、「年内の復帰は難しいだろう。裁判で自身の潔白が証明されたわけではなく、おわびしたことで女性関係の〝トラブル〟を認めたともとれる。そんな状況で視聴者は松本さんを見て笑えるのか」と復帰は難航すると見る。 テレビ関係者の間でとくに多かったのが、「スポンサーが起用を嫌がるだろう」という意見。コンビで出演していた番組は相方の浜田雅功(61)が一人で進行を担当していることに世間の目も慣れてきており、「復帰のハードルは高いのではないか」と推測する。 一方、「復帰を待っているファンやテレビ局関係者がいるのも事実」「お世話になっている番組から復帰するのでは」と前向きな意見も。スポンサーや世論の意向が重要になってきそう。局によってもスタンスが分かれそうだ。