やはり破格…。サウジリーグの最新年俸ランキング16位。衝撃の移籍! 25歳でプレミアを離れた快速自慢
今や世界各国のスター選手が集うサウジアラビアリーグ。今夏もイヴァン・トニーやジョアン・カンセロなど、欧州で実績を残してきた選手が数多く同国に活躍の場を移している。そんなアジアのリーグにおいて、いま最も稼いでいるのは誰なのか。今回はサウジリーグの最新年俸ランキングを紹介する。年俸は『capology』、成績は『transfermarkt』を参照
16位:ムサ・ディアビ(元フランス代表) 生年月日:1999年7月7日 所属クラブ:アル・イテハド 推定年棒:1531万ユーロ(約24億4960万円) 昨季リーグ戦成績:38試合6ゴール8アシスト(アストン・ヴィラ所属) 今夏のサウジアラビア行きで最も大きなサプライズのひとつでもあったのが、16位にランクインしたムサ・ディアビ(1531万ユーロ/約24億4960万円)の移籍ではないだろうか。 ユース時代を過ごしたパリ・サンジェルマン(PSG)からドイツのレバークーゼンに移籍したことでディアビの才能は開花することになった。圧倒的なスピードを持つディアビは、今でこそ右ウイングのイメージが強いかもしれないが、順足の左ウインガーとしても遜色なくプレーすることができる。 実際にレバークーゼン加入当初は左ウイングでの出場機会も多く、前所属先のアストン・ヴィラでも一緒だったレオン・ベイリーと形成される両ウイングは相手サイドバック(SB)にとって脅威だったに違いない。 そのベイリーを追いかけるように昨夏に加入したアストン・ヴィラでは、4-4-2が基本フォーメーションとして使用されており、かつ、サイドハーフにはインサイドハーフタイプの選手を置くウナイ・エメリの起用法の特徴もあり、ディアビは2トップの一角を務めることがメインの仕事となっていた。 完全なレギュラーとはいかないものの、リーグ戦全試合に出場し6得点8アシストという数字は2年目のさらなる期待を予感させたが、わずか1年でプレミアリーグの舞台を去ることになった。当ランキングで一番若い25歳という年齢からも、まだまだ欧州の舞台で活躍できる筆頭格である。
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